【東田剛】最終回

From 東田剛

————————————————————

●●マスコミが報じない不都合な真実とは
http://www.keieikagakupub.com/sp/CPK_38NEWS_C_D_1980/index_sv2.php

————————————————————

佐藤健志氏や適菜収氏といった豪華な執筆者が加わり、購読者数も増えて、大盛り上がりのところ、大変申し訳ありませんが、
毎週水曜日の東田剛の回は、今回でいったん終わりとさせていただきます。

別に、木下が手を打ってきたわけではありません。
保守分断工作が成功したからでもありません。

ただ、世の中、連日、嫌なニュースばかりなので、もう疲れましてね。
ちょっと、お休みしたくなったので、三橋さんにお願いして、終了させていただくことになりました。

さて、最終回は、ネオリベのエコノミストや政治家、あるいは産業界のトップがよく口にする「新陳代謝」という言葉について書きたいと思います。

これ、昔からむかついていたんで。

例えば、最近も、政府税調法人課税専門委員会の座長も務めるネオリベの大田弘子氏は、法人税減税の財源にしたいので中小企業の政策減税の廃止を提案しているようなんですが、それを正当化する際に、「収益力が低い企業が存続し、産業の新陳代謝が阻害される面がある」などと、しゃあしゃあと言っています。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0902C_Z00C14A5PP8000/

三橋貴明さんの読者の方には釈迦に説法ですが、まず、経済学的に、というよりは経世論として、おかしいですよね。

老廃物は人体の外へと排出されますし、首を切られた労働者も企業の外へと放り出されますが、倒産した企業は失業者は国内から外へ出ていくわけではありません
倒産した企業は投資をしなくなり、失業した労働者は消費を減らすので、需要が減り、デフレが促進されるのです。

いや、経済がどうこう以前に、これって、単純に、暴言じゃないの?

新陳代謝って、老廃物、つまり「垢」を排出することでしょ。
収益力が低い企業って、「垢」なんですか。

最悪ですね。
こんな台詞を吐く奴が、政府税調で税制に手を付けているなんて、反吐が出そうです。

こういう台詞が平気でまかりとおる国って、狂っていますね。
経済のことなんか分からなくても、言葉の問題として、誰も不愉快にならないのでしょうか?

言葉が壊れ出したら、それは国の滅びの兆候です。

いやはや、どうしたらいいんでしょうね。

その答えは、三橋貴明さん他、「新」日本経済新聞の豪華執筆陣に、是非、ご期待下さい。

では、また、いつか、どこかでお会いいたしましょう。

二年間、どうも、ありがとうございました。

PS
現代経済の危機の本質は、こちらで。
http://amzn.to/1nLT4Sz

PPS
来週から毎週水曜日は、佐藤健志氏が担当します。